三教融合の地 three Religion and one Religion 2003 6 16

 日本には、3つの宗教があります。
第一に、日本古来の神道です。
第二に、中国から伝わった仏教です。
第三に、西洋から伝わったキリスト教です。
神道は、儀式が中心です。
仏教は、教学が発達しています。
キリスト教は、伝道に成功しています。
 しかし、宗教には、儀式も、教学も、伝道も必要です。
神道、仏教、キリスト教は、それぞれに得意分野があります。
この3つの宗教が、互いに、違う点のみを強調するのではなく、
互いに、共通点を探し合い、調和することにより、
最終的には、融合して、新しい文明の基礎となることを祈ります。
 人類の歴史を振り返れば、宗教戦争が多かった。
日本でも、仏教伝来の時、キリスト教伝来の時、
混乱がありましたが、
多くの人達の努力により、この3つの宗教は、
共存しています。
 互いに非難することは、少なく、
互いに干渉しないように見えます。
まだ、互いに助け合うところまでは行っていません。
 しかし、日本の地においては、
神道、仏教、キリスト教による宗教戦争はありません。
好意的に見れば、共存共栄しています。
 宗教戦争が多い世界各地を見るにつけ、
日本の地で、紛争もなく、
神道、仏教、キリスト教が共存していることは、
奇跡かもしれません。
 日本では、日本古来の文化を大事にしながら、
東洋文明と西洋文明を取り入れて、
日本古来の文化、東洋文明、西洋文明の3つが融合して、
独自の文明をゆっくりながら形成しつつあります。
 世界には、3つの宗教があることで、紛争の絶えない地域があります。
 しかし、この地、日本が、神道、仏教、キリスト教の三教の、
融合の地になってほしいと祈りたい。
融合までは行かなくても、共存共栄でもよい。
その時、この地は、予定された地となる。




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